東日本大震災 損害保険の立場から

アドセンス

東日本大震災と名付けられた大地震が起きてから、2日少々経過しました。
ニュースを見てもあまりにひどい状況に絶句しています。
北海道は幸いにも被害は少なく、私の住んでいる地域では皆無でした。皆、日常生活を変わりなく送っています。
スーパーへ買い物に出かけたらいつも通りの盛況。
被災地への義援金が呼びかけられており、募金箱の中には小銭よりも千円札が沢山入っていました。私も千円、寄付してきました。

かつてない大地震は、損害保険業界にも大きな影響を及ぼします。
自動車保険、地震保険、火災保険(住宅保険)。
損害を確認するだけでも大変な作業ですが、支払われる保険金も膨大な額になります。
保険会社が大災害など通常の予測を超えて発生するリスクに対応するための、保険金の支払余力をどのくらい有しているかを判断するための指標を表す用語に、ソルベーシン・マージン率というのがあります。
ソルベーシン・マージン率が高ければその保険会社の経営は安泰。逆に少なければ保険金の支払いを履行できず、倒産の可能性があるというもの。
東日本大震災では、経営が傾く保険会社も少なからず出るかもしれません。
また、莫大な額の保険金を支払うため、保険会社が海外にプールしていた資金を日本円で引き上げるので、為替市場で円が不足し、一時的に急激な円高になる可能性もあるということです。
原発にも保険はかかっており、原発や飛行機のように万が一の事故が発生したらとんでもないことになる巨大リスクの保険は、1社だけの保険会社で引き受けることは不可能です。
そのため、何社かで共同で引き受けたり、保険に保険をかける再保険といった仕組みが取られています。
大震災は直接的な被害ももちろん、様々な場所に社会的、経済的な打撃を与えてゆくのでしょう。

被災地外の自分に出来ることは限られています。
募金が主な手段でしょうか。
その募金も、善意を利用した悪質な詐欺があると聞きました。
特にネット上の募金サイトは、大手で信用できるサイトでのみ行うよう注意が呼びかけられています。
被災された方々には心よりお悔やみを申し上げます。
一日も早くまた安心して暮らせるよう、祈っています。

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