某大手損害保険会社の自動車保険部門サービスセンター(SC)で働いていた時の備忘録。
仕事で得た知識を書き留めています。
自動車保険の補償内容、特約について。
交通事故の示談代行の実務について書いています。

交通事故

縁石は乗り上げてはいけません

投稿日:2011年11月11日 更新日:

縁石に乗り上げるのは、自損事故のよくある原因です。
ちょっとこすった程度ならまだしも、足回りや車のお腹に損害が出ると、自走不可能になったりけっこうな修理金額がかかったりします。
自走不可なほどの損害になると、30~40万程度の修理費用がかかるでしょうね。
損害保険会社で交通事故の仕事をしていた時も、縁石に乗り上げた自損事故は定番でした。
バンパーをこすった軽い事故から、中央分離帯に乗り上げて対向車線まで突っ込むような大きな事故まで、いろいろでした。

ところで、ヤフー知恵袋にこんな質問がありました。
縁石って乗り上げるもの?
縁石は乗り上げるものではありません!(汗)
3年で6回の事故は、確実に事故多発者でブラックリスト入りですね…。
しかも社用車とのこと。
自分の車でなければ、事故で傷つけても構わないと思っているのでしょうか?
社用車での交通事故も、何度も担当したことがあります。
対応は会社によってまちまち。
中には始末書を保険会社にまで添付してくる厳しい会社もありました。
反省の言葉が連ねてあり、少々気の毒になったものです。
反対に社長自身が事故多発者で、周囲が困惑しているケースもありましたが…。

60代という年齢は、それほど衰える年代とも思えません。
高齢者というと、だいたい70歳以上のイメージです。
この方は自家用車でも同じような運転、事故を起こしているのかどうか。
縁石以外にも、極端にスピードの遅い運転も危険運転とみなされます。
1年に2回の事故ペースなら、等級も下がる一方です。あっという間に最低等級でしょうね。
すると自動車保険料がびっくりするくらい高くなります。
最低等級の1等級では、基本保険料の60%増しになりますので。
最高等級の20等級なら60%割引です。
仮に基本保険料が5万円としたら、1等級なら8万円、20等級なら2万円。
ものすごい差ですね。

縁石に乗り上げるくらいならまだこのような話で済みますが、人身事故だけは起こして欲しくないものです。
被害者にとっても加害者にとっても悲劇以外の何物でもありませんから。

-交通事故

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