某大手損害保険会社の自動車保険部門サービスセンター(SC)で働いていた時の備忘録。
仕事で得た知識を書き留めています。
自動車保険の補償内容、特約について。
交通事故の示談代行の実務について書いています。

自動車事故部門の仕事

ソニー損保の評判

投稿日:2011年7月7日 更新日:

ソニー損保の評判は、通販型自動車保険としてはどうなのでしょうね。
ソニー損保の評判、口コミで検索してみても、そんなに決定的なものは出てきませんでした。
いくつか共通していた評判は「交通事故に遭った時は保険会社がどこというより、担当者の能力次第」との意見でした。
まぁ、それはそうかもしれません。
一般職の女性社員でも能力には差はあります。
ただ、一般職は担当案件に制限があるので示談結果が著しく異なるということはまずないです。
顧客対応という意味では差はつくでしょうが…。
裁判がらみなど複雑な案件は、物損の場合は上位職である技術アジャスターが対応します。人損の場合も上位の専門職がいます。
彼らは能力にかなりばらつきがあります。
技術アジャスターも人身の専門職もほとんどが中途採用ですが、入社後3年は経たないと一人前になりません。
3年でやっとまともなスタートラインに立ったくらいの感覚でしょうか。
その後も優秀になるかどうかは本人次第です。
私がかつて勤務していた保険会社では、担当者の決定は契約代理店ごとや契約者の住所でテーブルがありました。
そのテーブルも数年ごとには変更されていたので、どんな担当者に当たるかは運ですね。

ソニー損保の評判から話がそれてしまいました。
あまり参考にならないかもしれませんが、私が保険会社で働いていた頃の体験談を一つご紹介します。
ソニー損保は当時、今よりも通販型自動車保険が普及していなくて、めずらしい存在でした。
古くからある日本の保険会社は体制も似ていて、保険会社の担当者同士で連絡を取る時も現場の常識みたいのがあったのですが、ソニー損保はいまいちその常識が通じない感じでした。
まず電話が面白くて、ふつうの保険会社なら担当者名に添えられている電話番号に掛ければ事務所に直でつながります。
でもソニー損保の電話は大代表みたいなところにまずつながって、そこから部署名と担当者名を伝えてつなげてもらうという。
つなげてもらう最中に流れるBGMがソニー損保のCMソングだったりして、忙しい時は軽くイラッときていました。(笑)
同僚とは「ソニー損保ってセキュリティ強い感じだよね」とか話していました。
直で電話が来ない分、怒鳴りこんでくる人も少なそうだよね~みたいな。
でも反面、事故担当者の顔写真入りの案内はがきを送るという話もあって、
「社員の個人情報はどうなってるのさ!」とか、
「美人不美人で差別されそうじゃない?」とか、
勝手なことを言っていたものでした。
また、人損と物損の担当者が同一人物と言う点では、物損オンリー、人損オンリーでも覚えきれないほどの知識とスキルが必要とされるのに、一般職で物損・人損ともに担当するなんてどれだけレベル高いのか話題になっていました。
ちなみに物損のみの一般職の担当者で、一人前と呼ぶのは最低でも入社後丸2年から。
丸3年経てばほぼ何でも大丈夫というところです。
ベテランは5年以上でしょうか。
ソニー損保はまだ新しい会社で人材育成も追いついていないだろうし、ヘッドハンティングするにしても人数的に無理があるしで、みんな不思議がっていました。
ふつうの保険会社では、物損と人損を同時に担当するのは幹部候補生の総合職くらいです。
ソニー損保の評判は、「不思議な会社」でした。(苦笑)

今は当時よりも通販型自動車保険も普及したし、ソニー損保も立ち上げたばかりの会社ではなくなったので、事情は変わっているかもしれません。
ちなみに「事故対応満足度」はたぶん示談解決後のアンケートの結果だと思います。
満足度90%と言ってもあんまり参考にならないことを申し添えておきます。
要は事故内容(かんたんな事故ならスムーズに解決して満足度が高い)、担当者の能力、お客様の性格(辛口の人は満足しても100点はつけてくれない、or たいしてどうでもいいから全部100点にする人など)によります。
あ、これは私の体験談です。
長くなってきましたので、この辺りの話はまた今度。

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