某大手損害保険会社の自動車保険部門サービスセンター(SC)で働いていた時の備忘録。
仕事で得た知識を書き留めています。
自動車保険の補償内容、特約について。
交通事故の示談代行の実務について書いています。

交通事故ニュース

酒酔い運転、歩道に突っ込み高校生が重体に

投稿日:2011年1月21日 更新日:

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110121-00000424-yom-soci
「酒酔い?乗用車歩道に、高1重体…仙台」ヤフーニュース。

車が歩道に突っ込み、歩行者が被害に遭う交通事故。残念なことですが定期的に発生します。
しかも今回は28歳の運転者からアルコールも検出されたとのこと。
事故時刻は朝の8時頃、被害に遭ったのは通学中の高校生です。
そんな時間から酒を飲み、そして運転して事故を起こす。
被害に遭った少年や家族にとってはやりきれない事故でしょう。

飲酒運転は何年か前に厳罰化されました。
自動車保険では、飲酒運転(アルコール量にかかわらず、少しでも飲んでいたら飲酒運転とみなします)での交通事故は車両保険、人身傷害補償保険が免責、つまり保険が出ません。
しかし被害者救済の意味から、対人保険や対物保険は通常どおり使えます。
車両保険や人身傷害保険は自分の車や心身を補償する、自分自身への保険です。
そういった類の自動車保険は、飲酒運転のように運転者に責がある場合は保険の支払い対象外となります。当然と言えば当然のことです。
保険会社の自動車事故担当をしていた当時、飲酒確認には特定の基準がありました。
上記のニュースのように警察が入ってアルコールが検出されたとなればもう決定打ですが、夜中の単独事故で目撃者もいない、大きな事故ではなかったのですぐに警察に届けたわけでもない、となると飲酒確認は困難でした。
その昔は警察やらレッカーを使った場合はその会社の人やらに確認したのですが、個人情報保護法が施工されてからはそれもままならず。
ものすごく怪しいけれどグレーの域を出なくて保険適用になったケースも少なくなくありませんでした。
ここであまり保険会社の飲酒確認の方法を詳しく書いて、悪用されても困りますので、詳細は秘密ということにしておきます。(苦笑)
交通事故はいくら気をつけていても起こる時は起こるもの。
けど、飲酒運転のように自ら危険を呼び込むような真似だけは本当にやめて欲しいものです。自分のためにも、相手のためにも。

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