某大手損害保険会社の自動車保険部門サービスセンター(SC)で働いていた時の備忘録。
仕事で得た知識を書き留めています。
自動車保険の補償内容、特約について。
交通事故の示談代行の実務について書いています。

自動車保険について

免責とは 自動車保険

投稿日:2010年2月8日 更新日:

自動車保険免責とは、「保険会社が保険金支払いの責任を免れること」という意味です。読んで字の通り免責とは「責任を免れる」ですね。
自動車保険免責とは契約者側にとっては保険が出ないということになります。保険の対象外といったところでしょうか。
自動車保険免責は、約款の免責事項に一覧で書かれています。たとえば保険金目的の故意の事故とか、車両保険ならば飲酒運転時の事故など。こういうケースでは保険金は出ません。他にも意外に細かくたくさんあります。
自動車保険免責は、免責金という名称で契約者が設定するものもあります。車両保険や対物保険といった物損事故の保険でそういう設定がされます。
自動車保険免責といえば、ふつうの人にとっては免責金のことを言う時が多いのではないでしょうか。免責金とは要するに自己負担金です。
自動車保険免責、免責金を設定した場合は保険証書に「0-10」だの「5-10」だのと記載があるはずです。これは数字の左側が年度1度目の事故の際に発生する免責金の額、右側が2度目以降の事故の際の免責金の額です。単位は万円です。
つまり5-10と免責を設定した自動車保険の契約では、年度で1度目の事故の時には免責5万円の発生、2度目以降(3度目でも4度目でも)の時には免責10万円の発生となります。
例えば、年度1度目の事故で15万円の損害が出た場合、保険金としては15万円から5万円を差し引いた10万円が支払われます。5万円は免責ですので自己負担です。
もし損害額が免責金以下の時は、保険金は支払われません。ただしそういう時でも保険会社に事故の連絡をすれば、示談代行などのサービスは受けられます。

自動車保険で免責金を設定すると、保険料は安くなります。保険会社からすれば保険金支払いが少なくなりますからね。
交通事故担当の仕事をしていた時も、契約者のかたがたはたいてい納得して免責金を設定していましたが、たまに「5万円の免責を自己負担するのは厳しい。何とかならないか」と言われたこともありました。何ともなりません。(汗)保険契約とはそういうものです。
事故時に自己負担が発生するのを承知で免責金を設定し保険料を安くするか、自己負担なしで保険料をその分高めにするか。考えどころですね。
私の個人的意見では、0-10の免責がいいのではないかと思います。これなら年度1度目の事故なら免責はゼロ。2度目以降は10万円ですが、1年に2度以上事故に遭う可能性は低いと思います。

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  1. 雷電 より:

    免責について調べていたところ
    ここを見つけました。
    大変わかりやすい説明、助かりました。
    ありがとうございました。

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