某大手損害保険会社の自動車保険部門サービスセンター(SC)で働いていた時の備忘録。
仕事で得た知識を書き留めています。
自動車保険の補償内容、特約について。
交通事故の示談代行の実務について書いています。

自動車事故部門の仕事

高齢者の交通事故

投稿日:2008年9月15日 更新日:

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高齢者の交通事故が増えています。
自動車事故部門で働いていた時も、70~80代の高齢者ドライバーの事故案件がけっこうありました。
しかも、高齢者の交通事故はしばしば損害が大きくなりがちでした。
注意力低下が主な原因でしょうか。
私の担当だった事故案件に、70代後半のおじいちゃんドライバーの交通事故がありました。
彼の車はセンターラインをはみ出し、完全に越えて対向車線を走りました。
前から走行してきた対向車と、正面衝突は何とか避けたのですが、車体側面に大きな損害が出ました。
おじいちゃんと、同乗していた奥さんも怪我をしました。
おじいちゃんに連絡を取った時、
「どうして対向車線に出てしまったのですか?」と聞くと、
「何となく…」
との答え。何度聞いても分からない、何となく、と。
事故の相手方にも「なんで対向車線を走ってたんだ!」と言われ、その旨を伝えると、「ふざけるな!!」と怒り心頭の様子でした。
こういうケースも注意力の低下なのでしょうか…。
また、80代のおじいちゃんの交通事故案件では、毎回必ず「何の話だったっけ?」と聞かれました。
いつも最初から説明します。
ひどい時には、何度も連絡を取っているのに「どちら様?」と。
毎度毎度そうなので、ひそかに「リセットじいさん」と呼んでいました(ごめんなさい)。
この方は認知症だったのかなあと思います。
私の担当ではなかったのですが、70代の運転者が奥さんと孫を乗せて交通事故に遭い、奥さんは死亡、孫は頭を強く打って一時意識不明、本人も両足を骨折という痛ましい案件もありました。
過去の統計を見てみても、高齢者の自動車事故交通事故は確実に増えています。
運転免許の更新やシルバーマークなど、行政面の対策も取られていますが、まだまだ遅れているように思います。
高齢者ほど、「足」として自動車が必要なのは分かります。
けれど出来れば、運転を控えた方がいいのではと思う次第です。
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